クラフト

メルクリンとミニチュア模型制作の専門店


メルクリンZとは?

日本の鉄道模型は、国内モデルをモチーフにした「Nゲージ」(1/160スケール線路幅9mm)が大きなシェアを誇っています。1972年に発売されたメルクリンZは1:220スケール、線路幅6.5mm、レーガン元大統領や、かのフランクシナトラが愛好家であったように、多くの著名人も絶賛した「世界最小の鉄道模型」です。
メルクリンZ発売から5年後の1977年9月、当時の鉄道模型連続走行耐久記録は194時間27分、走行距離440.7kmというものでしたがメルクリンZはこの記録を大幅に塗り替えギネス登録されました。その驚くべき記録は実物の時速130キロを縮尺換算し6両の客車を牽引して1,219時間(走行距離720km)というものでした。実物に換算すると点検・修理が一切ない状態で158,400キロの連続運転、さらに通常3000キロで保守点検し30,000キロでオーバーホールというドイツ国鉄のセオリーに基づくとメルクリンZは「23時間毎に点検し230時間後にオーバーホールする計算」になりますが実にこの4倍をメンテナンスフリーで走破したことになります。そして驚くべきことは1,219時間走行したのちにスピードアップさせたところさらに198時間走行したと記録されています。これこそが現在も継承されるメルクリンの技術力そのものです。
(注)2004年までメルクリンが発売するZゲージはmini-clubの愛称で親しまれてきましたが2005年から名称は「メルクリンZ」に統一されています。
〜メルクリンZ・初心者のお客様に〜
初めてメルクリンZを手にされる多くのお客様は、Nゲージとまったく別モノである事に驚かれます。レールから電流を供給する鉄道模型では車輪とレールとの接触(集電)は命です。メルクリンZの動力車は小型ながらもシャシーやボディにダイキャストを使用してレールへの接触抵抗を増やしています。しかしこれでも重たい鉛を仕込んだNゲージと同等という訳にはいきません。快適な走行コンディションを保つためには日常の車輪やレール(摩擦や埃による汚れ)クリーニングは必須であり、走行頻度により定期的なモーターやギア等のメンテナンスも必須です。これらは鉄道模型の世界では当然の事ですがメルクリンZの場合、このサイクルが極めて短い...という点をご承知置き下さい。カタログやパッケージに記載されているように「メルクリンZは大人向けのホビーアイテム」であり大変デリケートかつ、それなりに手がかかる商品である事をお伝えしたいと思います。
また昨今では、中古品をご購入されたお客様からの修理ご依頼が増加しています。メルクリンZは自信のある方を除き、ご自身で修理(オーバーホール)するのは大変難しく、ギアの回りが悪いとむやみにオイルを注油するだけでもさらに悪化させる原因になります。商品保証やサービス面からも初心者のお客様には、まず国内の専門店で手中にしていただける事をお勧め致します。現在「当店ではメルクリンZに携わっている時間は国内随一」と自負しております。日々の経験から得た様々なノウハウを以て対応させていただいております。お気軽にご相談下さい。
写真1
Nゲージタンク機関車 メルクリンZ・タンク機関車
写真2
さらにメルクリンZの電気機関車は「架線集電(片側レール+架線の2極集電)が可能」です。パンタグラフと架線の接触面を常に安定させるため、ジクザグに架線を張る作業、そしてパンタグラフが上下に動きながら走行する姿は究極のレアリズムと言えましょう。当店ディスプレイでのロングランテストでは、レール集電以上にスムーズな走行を確認しています。
写真3

クラフトトップ メルクリン