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メルクリンとミニチュア模型制作の専門店
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2006.8.1/ストラクチャー制作〜(1)建物照明
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 はじめに夜景に大切な建物照明について触れよう。建物への照明内蔵は簡単にポンと電球を仕込んで終わり...というわけにはいかない。なぜなら製品パーツの変型や組立て時におきがちな壁面の合わせ部分からほぼ100%の確率で光が透過してしまうからだ。(一部のキットに付属される遮光ペーパーを使用しても光は漏れる)美しい夜景を構築するためにぜひ「遮光」をおすすめしたい。一般的に光源にはムギ球か発光ダイオード(以下LED)を使用するがクラフトではムギ球を推奨している。照射角の広いLEDが発売されはじめた現在でも光の拡散はムギ球にかなわない。ムギ球には「消費電流、熱、球切れ」のウィークポイントはあるが熱は壁面に接触させなければまず変型することはなく、5年以上経過したレイアウトでもいまだに一つとして球切れは発生していない。クラフトではメルクリン各ゲージのパワーパックアクセサリーにそのまま接続可能な定格ムギ球をご用意、皆様に安心してお使いいただいている。
実際の遮光方法だがクラフトでは写真のようなテスト台を用意して、遮光状態の確認と最も効果的な電球の位置(高さ)を決めている。光源の位置によって窓からの光が地面に写るとても美しい演出が可能になる。日常の作業では「ちょっと消します」の合言葉でアトリエの照明は消される。この時、他のスタッフはじっと我慢、こうしたおかしな光景は1日に何度となく繰返される。
壁面の透過対策は壁面裏側をエアブラシでツヤ消し黒で吹き付けるのが最も効果的。(筆塗りは重ね塗りが必要でかえって時間がかかってしまう)当然、窓ワクから表側にも塗料が吹き付けられるので表面も塗装する。これによってプラスチッキ−な感じがなくなる。壁面の合わせズレは裏側からパテを使用する。
完全な遮光によって完成された建物は生命が与えられ、見る側のイメージで様々なストーリーに発展する。いくら眺めても飽きない作品は、おのずとそのシーンに自分を重ねているものだ。私たちは、こういう領域をつねに真剣に追求する集団でありたい。
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この駅舎は「VOLLMER/9511(max100×77×H49mm)」。小さいがとても雰囲気がある。ドイツの田舎にはこんな駅舎が随所に点在する。照明はムギ球2個+LED2個を投入。室内とホームの屋根下には規格が異なるムギ球を使用。いつもはここで完了するのだが今回は付属の街灯2本にLEDを仕込んでみた。
通常、特製の街灯は通常真鍮パイプを使用して電線を中を通すのだが今回はあえてキットをそのまま使って改造。実際にはあり得ない電線のーアプローチだが、垂れ下がった0.08mmの電線は違和感を抱かず、かえってリアリティを産んだ。前後左右から見て傘の角度を変えてもっとも効果のある位置を決める。
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すべてを点灯させると、手前ミソだけど実にいい感じ。あとはウェザリング(汚し)を行なって屋根の艶を止めて完成。まだ無人の駅もフィギュアの追加で躍動感が増す...大切なことはレイアウトの完成イメージを見据え、個々のストラクチャ−制作に取り組むことだ。しかしこうして写真を撮るとサイズがちっともわからない。最後に手のひらに乗せた写真を追加しておこうっと。
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