クラフト メルクリンとミニチュア模型制作の専門店

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(写真7)FALLERブース
写真8
(写真8)FALLERハンマー
続いてFALLER。2003年の新製品はFALLERの各ページをご参照いただきたい。Zゲージスケールのラインナップが大変少ないとの事。シーナリーには最高のアイテムだったのだが...鉄道模型ブースに存在する事に不自然さを感じるほど1/87遊園地のレイアウトが異彩を放っている。ブースにはFALLERゆかりの地、シュワルツワルト(黒い森)の民族衣装をまとった女性が笑顔をふりまいていた。(写真8)のハンマーを手みやげにいただく。ヘッドの中にはシュワルツワルト特産のフルーツから作られた焼酎が入っている。よく見るとFALLERのロゴマークの下に「こいつはハンマーだぜ!!」とかいてあるがドイツ語に訳すと「コイツはガツンときてるぜ!!」となる。これはFALLER商品開発に対する彼らのモットーとシャレなのだろう。すべてのモデルメーカーがユーザーに対して何かしらの夢を提供していたいというモットーを持っているはずだ。お国がらもあるだろうがFALLERからは多くを学ぶ事が出来る。2003年、クラフトではFALLER製品の様々なプランを計画しているので、乞ご期待を。(1/220新製品全種入荷予定)
写真9
(写真9)KIBRIブース
今年50周年を迎えるKIBRI。2003年の新製品はKIBRIページをご参照いただきたい。1/220スケールのラインナップは従来と少し変わってきている。正直なところKIBRI、1/220は3〜4年前のラインナップがよかった。単品では販売回転が悪かったのだろうか...多くの日本ユーザーが求めるストラクチャーは廃盤となり、プラ素材そのものの色を変えて再セットされた物が目立つ。旧モデル再生産の可能性は予定がないとの事。もっともKIBRIは1/87ストラクチャーやトレーラーなどに主力を置いていたが今年は特にそれらが目立っている。また、ストラクチャー全般においてはモティーフ自体が近代化されてしまい、私たち日本人がイメージする欧州建物とは違ってきている。特に旗のポールなどプラ線などで簡単に作れてしまうものが含まれていたり...そうではなくひとつの街を再現出来る1/220シリーズを求めるところなのだが...(1/220新製品全種入荷予定)
写真10-1 写真10-2 写真10-3
(写真10)NOCHブース (写真11)Zゲージレイルバック88110 (写真11)Zゲージレイルバック88100
KIBRIが過去に発売していたレイアウトボードはすべて生産中止になって久しい。それはNOCHのラインナップの多さゆえに縮小せざるを得なかったのであろう。NOCHはストラクチャー類は少ないが独自のレイルバックやレイアウトボード、いわゆる地表系に強いメーカーだ。カタログにくまなく目を通すと1/220対応素材も以外と多い。当店でも50册程のカタログはアッという間に完売してしまう。それだけ見ていて楽しめるものになっている。NOCHのエキスポート担当者と自分が女性同士とあってまったく関係のない話に花が咲く。2003年の新製品の目玉はレイルバック2タイプだ。以前のタイプとレールレイアウトは同一だが背景シートが追加された点と小さなトンネルが右奥に配置されている。内部のレイアウトボードだけのラインナップもある。
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