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〈鉱山跡見学ツアー〉 | |||
鉱山跡をガイドつきで見学することができます。私たちもプラスチック製ヘルメットとゴムパーカーでいざ鉱山内へ。鉱内はやっと人一人が通れるほど狭いところも。Lebensfefahr(注意!生命の危険性あり)などというカンバンもあり、かなりの冒険気分が味わえます。閉山後、この鉱山については誰も語ることなく、いつしか人々の記憶からも葬り去られようとしたところを、20世紀も終わりになって、死の病にあった一人の老人が、この閉山された鉱山に第二次世界大戦中SS(ナチス親衛隊)が立てこもっていたという逸話を語ったところから調査が始まり、今のように見学可能な鉱山跡となったということです(2000年)。SSの運命についてはそこで自爆して最期を遂げたとか、白旗を振ってこの穴から出て行き生き延びたとか、さまざまな説が言われています。鉱山内には自動小銃の山が残され、戦時を伝えています。 | |||
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