海外レポート

Loxx ミニチュアワールドベルリンを訪ねて

さてSバーンで、西ベルリンの中心ツォー駅周辺にやってきましたー。こちらは隣接するベルリン動物園。檻の中央でスポットライトを浴びているのは映画化されて話題を呼んだシロクマのクヌートではありませんか。
ベルリン市街地にはカーシステム(自動車が道路を自走するFALLERの機構)は導入されていませんが、隣接する飛行場にはカーシステムの機能が、何と飛行機に採用されており実際に発着が見れるんです。ほら、後方に透明アクリルの滑り台が見えますよね、これを使って昇って(飛んで)いく仕組み。「ゴーッ」という飛行機の音響も効果的で、飛行機のスピードは実際に空港デッキから発着を見ているような感じ。私の率直な感想ですが、カーシステムを飛行機に使うアイデアにこそ度胆を抜かれましたが、視覚的にアクリルのスロープがどうも気になりました。以前、クラフトでは吊り下げ式で飛行機を飛ばして上下までさせていましたが地上にまでは降りてこなかった。いやぁこの手の演出は難しいんですねぇ....私も見る目が鍛えられてしまって(笑)でも楽しめることうけあいです。そう、ハンブルクのミニチュアワンダーランドでも空港のプロジェクトがスタートしているようで目下、制作進行中とのこと。こちらはどんな演出か、今から完成が楽しみです。
制作中のジオラマにはブランデンブルク門、ライヒスターク(国会議事堂)などを含むベルリン中央駅付近が再現される予定。すでに、ブランデンブルク門、ライヒスターク、手前に首相府などが配置されていますね。実際にこの付近はベルリンの中でも、開発が最も活発なエリア。ジオラマ制作の過程は、東西統一後のベルリンの発展も象徴しているのですね。

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