2010年11月3日

SL物語??(番外編)

これはいったい何でしょう?


パチンコ台の名称で、液晶画面の写真です。最近のパチンコ台の液晶ってほんとに大きいですね、驚きです。

数年前、某パチンコ台の開発メーカーから情報提供依頼を受けた記憶があります。はたしてそれがこの台に反映されたのか不明ですが、この仕事をしていると有難いことに業種問わず様々な問い合わせをいただきます。。。



これはパチンコ実機の台枠やクギが打たれた板面やガラスをはずし、家庭で玉を打たずに楽しめるようにリメイクしたもので「卓上台」と言われるもの。今回、この仕事を専門に営んでおられる方から委託販売としてお預りしました。

この台はすでに廃盤になっており中古市場でも数はほとんどなくなってきているものらしいです。裏側は基板や配線でいっぱいですが、確実にシールドされていて感電の心配はありません。実に整然とアッセンブリされています。動かしてみると。。。


各駅停車モードからスタートします。要は3つの数字がクルクル動きはじめます。

これがなかなか面白い(笑)

通常、抽選はスタートチャッカーに玉が入ることで開始されますが、これは手元のコントローラーで操作できるようになっています。演出用ボタンも自動です。お金を使わず演出を堪能できるわけですね。リーチ演出も多彩です。。。


こんな画面になってドキドキ感を味わえます、大当たりすると全国の駅弁紹介や上のヘッドライトが点灯してクラッシックが奏でられたり、SL好きにはグッとくる演出が多数。カメラを構えてシャッターチャンスを待ち続けることはできないのが残念です。CGや実写もいろいろ出てきます。


パチンコに対する賛否両論は別として、制作者の見地から見ると「凄まじい」の一言。液晶動画に光と音楽が連動しており、私たちの仕事に通じるものがあります。感心しきりです。

とても勉強になります。異業種、大歓迎。どのようなことでもお問い合わせ下さい。

この「SL物語」現品1台限りでオークションに出品しました。ご興味ある方はこちらからご覧下さい。。。