2014年3月 のアーカイブ

2014年3月26日

春の到来!

 

箱根は桜の開花はまだまだですが、ここ仙石原では先週「すすき高原の野焼き」が終わり、それに合わせるようにウグイスも鳴きはじめました。

森林の香りとさわやかな風、そして鳥たちの声…

箱根エリアはこれから梅雨入りまで、至福の季節に突入します。

…とは言うものの週末は道路が大渋滞、仕事の関係で平日はお休みできないというお客様が多いと思います。そこで近々、プレオープン中のガーデンレイルウェイ・カフェでは、早朝営業をトライアルで実施する予定です。

実はこの企画、お客様のS様からのご提案。こちらがS様のロータスエリーゼ。


クルマ好きな方々にとって箱根ドライブは代名詞になっていますが、週末訪れる大半の方々は、渋滞を避けるために早朝出発して昼前には帰路につく、スイスイロードのタイムテーブル。

実はかくいう私もそうでした。東京を5時に出発して14時には帰宅、それからの昼寝が気持ちいいこと…

そこで今日はお客様の素敵なクルマをちょこっとご紹介。

ヘルメット装着なくしては走れない、KTM X-Bow。


もう一発エリーゼ、雨降りが念頭にない、Sタイヤ装着車。


輝く美しすぎるポルシェ…


さらに、あるお客様からは道路と敷地のほんの数センチの段差をなくしてほしいというご要望も…

いったいどんなシャコタンにお乗りなのでしょうか、今から楽しみです。

…模型好きにはバイクやクルマが好きな方がとても多いこと、私はよく理解しております。そんな方々にも早朝営業でモーニングを楽しんでいただけるのではないかと思います。

どうぞご期待下さい!

さて、ガーデンレイルウェイに今週末、新しい車両が加わります。


ドイツ最北東部、バルト海に面したリゾート地、リューゲン軽便鉄道を走るタンク機関車で、LGB(メルクリン)の新製品です。

とても小さな機関車ですが、ドラフト音に発煙、警笛など…楽しめる仕様になっています。



今宵は夕暮れ時のショットでお別れです。


もっと綺麗に撮れないかなぁ…カメラも勉強しなければいけませんね。

では、また次回に!

2014年3月9日

機関車トーマスのお話

 

この週末は行楽日和、お子様連れのご家族で賑わいました。

ご来店いただき、誠にありがとうございました!

工事中の後方エリアは自然解凍中、まだまだ雪景色を楽しめます。


小川は残雪の下を流れ、水の音だけが聞こえます。

池の氷もまだまだ健在です。


こちらは裸足で釣りを楽しむ少年たち。まるで幼少の自分であります(笑)


フィールドには、種を捲いたわけでもないのに、あちこちで小さな植物が芽吹きはじめています。少し前まで、そこに1m以上の雪があったとは思えません。植物の生命力ってすごいです!


薄ムラサキ色の小さな花が咲くミニチュアのようなこの植物、桜が開花する時期にはあたり一面に咲き乱れます。


さて、今日はアメリカのBACHMANN(バックマン)が発売する、Gゲージ「機関車トーマス」のお話です。


この車両、ご覧のように集電シューが付いていません。屋内はともかく屋外使用ではレールが少しでも汚れているとギクシャクした走りになるため、速めのスピードで走らせないとなりません。

これはいかんともしがたい…ということで加工の上、集電シューを取り付けました。


LGB製のパーツを使いアクリルでダンパーケースを制作。

車輪の位置に合わせてボディに固定すれば完了…なのですが、そうは簡単にいきませんでした。


カーブでの回転性を高めるため、全車輪が左右方向の可動式(可動幅は約10mm)になっており、直線では集電シューがレールに乗っていてもカーブでは外れてしまうのです。さらに内外輪差もクリアしなければなりませんでした。

3D・CADではこれらをバーチャル検証できるのですが、このために必要データを作るわけにもいきません。手作業でベストポジションをさぐって完成しました。


その効果は想像通り、絶大なものでした。

こんなに安定してゆっくり走るトーマスを見たのは始めてです。カタツムリ並のスピードでも動きます。

今回の作業に合わせてランタンに照明を付けてあげました。

煙りモクモク、目玉キョロキョロ…


うーん、やはりトーマスはかわいいです。自然の中をコトコト走る姿は大人でもなごみます。

今日はちょっと難しい内容でしたが、トーマスが今まで以上によく走るようになった…

というお話でした。

(Nゲージ、トーマスのお話は2010年10月11日のブログ、こちらからアーカイブできます)