2014年11月22日

スイスからのお客様

 

私ごとですが、この秋で箱根に来て三年が経ちました。

何事も三年はひとつの節目として例えられますが、私もようやくこの土地のことがわかってきたように感じます。特に天気や季節、そして昆虫や野生動物の気配に敏感になりました。

晩夏にはこんな珍客が… もうこんなのだらけですから(笑)

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11月20日現在、箱根はまだまだ紅葉を楽しめますが、ピークは越え落葉が進んでいます。
ここの庭も夏の鮮やかな緑から茶褐色に変わりつつあります。

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初雪はもうすぐ、これから厳しい冬がやってきます…

さて、去る11月2日、スイスからお客様をお迎えした話題から。

この日は「箱根町とスイスのサンモリッツ」が友好都市を調印した記念すべき日。(前日の1日には箱根登山鉄道の新型車両、アレグラの出発式がありました)

今回の調印には、1979年から姉妹鉄道の関係であった「箱根登山鉄道とスイス、レイティッシュ鉄道」が仲人であったことは言うまでもなく、サンモリッツからは町長代理として副議長と観光局長、レイティッシュ鉄道からは、会長夫妻と社長夫妻、そして部長、政府観光局の方々が来日され、箱根町内視察で当施設にご来訪いただきました。

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歓声もあがり、プルージオやランドヴァッサーをとても丁寧にご覧いただきました。

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走るのはもちろんレイティッシュ鉄道の機関車、特別に国旗もあしらってお迎えです。

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そして皆様と記念撮影。(右の方が会長のStefan Engler氏、手を上げているのは社長のHans Amacker氏)

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お帰りになる直前から、あたり一面の霧となり仙石原ならではの幻想的な景色に… 次の視察予定だった芦ノ湖、海賊船観光は、運休の一便前でギリギリ乗船できたとのことでした。

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当日の模様は「Garden Railway Cafe’ PV6 」として動画をアップロードしています。合わせてご覧下さい。

そして、一昨日の18日には、レイティッシュ鉄道から箱根登山鉄道に記念品として贈呈された、オンリーワンの機関車をお持込みいただき初運転。

操作しているのは箱根登山鉄道の府川光夫社長です。

この模様は11月19日の「神奈川新聞」でも紹介されました。

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箱根登山電車と大きく描かれたこの機関車は実際にスイスで走っている特別車両で、模型はもちろんメルクリン(LGB)製、アナログモードながらサウンドも迫力満点でした。

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府川社長、鈴木専務と記念撮影。貴重な機会をいただき、ありがとうございました!

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さて、ガーデンレイルウェイ・カフェ、11月は生業の模型制作が忙しく、まったく営業出来ずじまいでした。

12月中には収束し、従来通りの営業体制になります。誠に申し訳ありません!

最近、私が手がけたミニチュア制作、こちらからご覧いただけます。続編も続きます、どうかお楽しみに…

…最後に、ようやく完成したボートハウスです。

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この建物、既製の組立てキットですが、湖面や地面に写る光と影を大切に、20発の照明をセット。新しく作っている二つ目の湖、通称サンモリッツ湖に半分沈めて設置する予定です。

凍結するから来春かなぁ…

ではまた次回に!