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2010年4月10日

ルーペのインプレッション

 

我々は悲しいかな「老眼世代」に突入しています。近くが見にくいというだけでなく神経も鈍くなっているのか、ある程度の明るさがないとこれまた見にくい。誰にでも必ずやってくる悲しき老眼。。。

そもそも「老眼」というフレーズが、年寄り宣言されたようでよろしくないです。もっとほかに言い方がないものでしょうか(苦笑)

さりとて、細かいものが細部までしっかり見えなければ、作品づくりはできまません。写真は1/150の建物(塗装前)です。

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最近、私たちが作る建物はますます細かくなってきています。これらの細かい組み立て作業は裸眼では完全にアウト、そこで日常使用しているルーぺを、独断コメントを添えてインプレッションしたいと思います。老眼ではない方にもご参考いただければと思います。

(その1)どこでも買えるヘッドルーぺ

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長所はホームセンターなどでも手軽な価格で購入でき、眼鏡の上からでも使えること。焦点の合わせ幅も広く、軽量で使い勝手は悪くありませんが。。。

短所/1)正常品であればとてもよい操作感なのですが、赤丸で示した「カシメ」部分が甘いものが多く、上に跳ね上げようとしてもズルッと下に落ちてくる不良品が以外に多いです。初めはよくても数回の使用で甘くなってきます。どういうことかと言いますと、少し離れた場所にある工具などを取る時には焦点が合わないので、ヘッド部分を上に跳ね上げることになり、この繰返しは頻繁です。この時にズルッと落ちてくると短時間作業でもかなりイラだつことになります。(カシメは冶具がないと調整不可能)

短所/2)レンズが安物で透明度が低く、キズがつきやすい。左右のピント調整ができない。

短所/3)おデコに当たる部分にはネオプレーンゴムが接着されていますが、これがムレて、かゆくなったりかぶれたりします。皮膚が弱くないスタッフが短時間使っても症状は出ました。パッド部分は汗がつきますから清潔にして使えばよろしいかと思います。

(その2)ドイツ・エッシェンバッハ製 マックスディティールルーペ

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こだわりのドイツ人が開発した眼鏡タイプのルーペで、左右のピントを個別調整できる目にやさしい優れものです。本体やケースのデザインもいかにもといった感じで、拡大率も大きく期待感はかなり大きかったのですが。。。

短所/1)視野がとても狭い。

短所/2)目とレンズの距離が少しでもズレると対象物の焦点が合わなくなりがちで、パッド調整してもセッティングが決めにくく、鼻が低い日本人向ではないように感じます。

短所/3)焦点の合わせ幅がとても狭く、対象物との距離を常に意識して一定距離を保ち続けて作業しなければなりません。これが実践ではなかなか難しいというのが正直な感想です。

(その3)タミヤ・クラフトツール ヘッドルーペ

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私の独断、現時点でナンバーワンのヘッドルーペがこれです。1.7・2.0・2.5倍3つの倍率レンズ(別売で3倍・4倍もあり)と専用ケース付。レンズケースの色とレンズに印刷されたライン色を合致させているため、常に何倍をセットしているかが一目瞭然。眼鏡の上からでも使えます。そして何よりもレンズが大きいため視野が広く、透明度も高い。

とても自然に作業に集中できます。このルーペを一度使ったら、他は使えなくなるほど優秀な逸品。さすが日本のタミヤです!!

短所/1)とてもしっかりとした作りで申し分ないのですが、レンズの跳ね上げが、やや固いのが唯一の難点。フレームがないので跳ね上げる時、ついレンズに触れてしまいます。軽いノッチ式だといいなぁと思います。

短所/2)左右の焦点調整があると文句なしです。。。

おデコに当たる部分にはプラスチックプロテクターが付いています。説明書記載はありませんがこれが取り外せるのでここにティッシュペーパーを巻きつけることができます。これで、かぶれの心配はなく、常に清潔で快適な装着感を得ることができます。

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イチオシのタミヤヘッドルーペ(¥7,140)は弊社で通販可能(お取寄せ)です。メールでご注文の際「ブログを見て」と書いていただければ送料弊社負担でご提供いたします。

最後に、

ルーペは私たちにとって救いの光。医療用ほどの精度はなくとも、目に優しい=視力に応じて片目だけでも焦点調整できて、機能性にも優れたルーペは今でも探し求めています。光学メーカーさんが見ていただいていたら是非、開発していただきたい!!

そう強く強く、願う今宵でありました。

2010年3月23日

KATO3.5t用フィギュアの巻

 

先週から、KATO3.5tキットの発送を開始しています。行き違いで大変恐縮ですが、4月上旬より、この機関車専用のホワイトメタル製の「座面付フィギュア(未塗装)」を発売いたします。たった今、試作が仕上がりました。塗装するとこんな感じになります。

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ギアに干渉しない専用品で、簡単な微調整でキャビンにセットできます。組立て後でも何とか入れられますが、最後に屋根を接着するときに上から落とし込むほうがより簡単です。

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写真は弊社のデモ機。上から見るとこんな感じになります。真横から見るとギアはまったく見えなくなります。

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座面は、ほぼ実機に近く、本来であれば足は下側におろした状態が着座姿勢になりますが、スペースの関係で足はカットしています。但し、覗きこんでも足がカットされているようには見えないように配慮しています。

走らせてみると、何だかとてもリアルです。座面はパテ埋めするとより一体感が出ると思います。元来、前方重心型の機関車ですが、このフィギュア約2g分の重さが後方に追加されたため、心なしか走りに安定感が出たような気もします。

価格や詳細情報は近日「KATO3.5t」のページのオプション品覧に追加掲載いたします。合わせて宜しくお願いいたします!

2010年3月12日

トンネルポータル

 

ナローやZゲージに最適なトンネルポータルをご紹介いたします。タイプは2種類でサイズがS・M・Lの各3バリエーション、計6種類になります。

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手前が釣鐘型の石積み、後側が馬蹄型でレンガ積みの表面仕上げ。1点につき5~7パーツ構成になります。写真は未塗装品ですが筆塗りで色を塗り重ねることで、どなたにも簡単に、リアルなポータルに仕上げることが可能です。

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写真は釣鐘型のMサイズとKATO3.5t。非現実的な狭さですが車両が通過する光景は実に痛快。賛否両論あると思いますが、こういう部分が模型のひとつの楽しみ方だと感じます。(Sサイズでももちろん通過します) わかりにくいかもしれませんが、上側の長方形の凹み部分には、隧道(ずいどう)名称プレートがはまります。

こちらは馬蹄型のSサイズと協三。Sサイズは釣鐘形状ともに隧道(ずいどう)名称プレートをなくし、全体のフォルムをさらに小さくしたものになっています。

ちなみに、メルクリンZゲージのタンク機関車はSサイズがジャストミート。

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Z用ポータルは欧州メーカーから数種類がラインナップしていますが、このようなシンプル形状はなかったと思います。

詳細はこちらからご覧下さい。

2010年3月10日

3.75mmゲージコッペル完成

弊社トライアルモデル、Nゲージナロー・コッペルですが、ロッド組込みや配管取付けなどの作業が終わり、ようやく完成しました。動画をアップしましたので、下記からご覧下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=dOg12XJT7aI

実機を目のあたりにして、多くの方々がNゲージの本線レイアウトの傍らに、コッペルが並走するようなシーンにイメージを膨らませていただけたら、こんなに素敵なことはないと思います。

「ナローゲージのいざない」の冒頭でも記していますが、様々なレイアウトを制作してきた中で、風景に対する欲求が膨らみ、昨今ではこのような車両(素材)づくりに発展してきました。これら車両を駆使した楽しいレイアウトをどんどん制作していきたいと思います。

近頃、目が見にくかったり肩や腰が痛かったり、年齢特有の障害も多くなってきましたが、制作屋として悔いのない人生でありたいと願うばかりです。。。

2010年3月7日

ボルテージドロップアダプタ

 

本製品は弊社WB12-6.5および9.0を、他メーカーの直流パワーパック(コントローラー)で使用した際に最大電圧を減圧させるアダプタです。弊社コントローラーにはもちろん、カトー、トミックス、東京マルイ、メルクリンのパワーパックで動作を確認済です。詳細は製品ページでご確認下さい。

メーカーによってボリュームタッチにややバラつきはあるもののスピード調整幅は広めの設定で、特にメルクリンパワーパックでは、停止~最大ボリューム全域でまったく違和感ない操作をお楽しみいただけます。

先日のブログでご紹介以降、ローボルテージモーターを使用した小さな機関車をお作りになっているユーザー様から、互換使用できるかどうかというお問い合わせをいただきました。ローボルテージモーターはmax1.5V~3.0Vが主流ですが、WB12動力ユニットモーターはmax約4.0Vのため、注意が必要です。

2010年3月2日

KATO3.5t キットについて

KATO3.5tガソリン機関車に関して、お問い合わせをはじめ、早々に先行ご予約ご注文を多数いただき誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。

サイト内では「WB12動力車付キット・完成品」をご紹介しておりますが、すでにWB12動力ユニットをお買い上げいただいたお客様に対しては、ボディキットのみの販売対応も行なっております。但し、動力ユニットのフランジを一部切断しなければならないこと、そして車体にセットする際、集電板~モーター端子をつなぐコードが車体に干渉してうまく入らない場合がありますので適宜、調整が必要となります点をご了解下さい。(補足説明書をご用意しております)

価格は現時点で先行割引価格(¥37,800)から動力ユニット分(¥13,900)を差し引いた¥23,900でお承りいたしております。どうぞよろしくお願いいたします!

また、本機専用品で、無加工でキャビンに乗せられるフィギュア(運転手)を、現在モデリング中です。(未塗装ホワイトメタル製・3末~4月発売予定)

さらにもう一点、現在とてもいい感じで試作が出来ているのがナローゲージ向けのフリーランストンネルポータルです。小さな開口部ぎりぎりに車両が通過する様は、思わずニヤリ。。。表面ディティールはもちろん小技がきいたポータルに仕上げたいと思っています。(未塗装アクリル製・3月発売確定)

引き続きよろしくお願いいたします!!

2010年2月25日

KATO3.5t ガソリン機関車発進!

 

WB12動力ユニット(6.5・9.0コンパチ)を使用した「KATO3.5tガソリン機関車タイプ」が完成しました。詳細は一両日内に新規ページをもって公開いたします。昨年11月24日のブログでご紹介の通り、トロッコ公園に足を運んで実機採寸をして足掛け3ヶ月の戦いでした。(2月7日のブログも合わせてご覧下さい)

商品化にあたり重要視した点は「ウエイトフリーでも、しっかり低速で走れる車体であること、そして細部のディティールや、ヤレた感じを表現する」の2点で、これらを満たすためにダイキャストを採用しました。

ナロー系の車両は、面やエッジが美しいエッチングが多く採用されているのですが、今回の車体はまったく異質なもので、R形状の屋根を見ても微妙な歪みやヘコミがあります。一言で表現すると「細かくてヤボったいりアルさ」でしょうか、このほかにも扉が開閉式であったり完成品はウレタン塗装だったりと、こだわった点はいろいろです。。。

先行して動画をアップしております。下記からご笑覧下さいませ。

6.5mm版はこちら(かなりウェザリングしています)

http://www.youtube.com/watch?v=-nSR8XaJmLk

9.0mm版はこちらからご覧下さい

http://www.youtube.com/watch?v=VY4j-1z7r7Q

最後にWB12動力ユニットを他社製アナログコントローラー(パワーパック)でご使用いただいているお客様に「電圧変換アダプタ(仮称)」発売のお知らせです。Z・Nを問わず、一般的なコントローラーの最大出力電圧は約10~12Vですが、本アダプタをコントローラーとレールの間に入れれば今までのように恐る恐るダイヤルを操作する必要はありません。コントローラーの最大がWB12動力ユニットの最大電圧に減圧され、安心快適な操作がお楽しみいただけます。発売は3月下旬予定です。どうぞご期待下さい!!

2010年2月13日

Zナローゲージの動画

ユーチューブに動画数点をアップロードさせていただいておりますが国内外から多数閲覧をいただいております。ご覧いただき誠に有難うございます!

2月7日にアップロードした3.75mmゲージ・コッペルの動画はタイトルにタイプミスがあったため訂正して下記アドレスに再アップロードいたしました。

http://www.youtube.com/watch?v=-NvxhkZOHFo

続いてナローゲージのトップページでご紹介している研究中のZナロー・コッペル(2.7mmゲージ)の動画をアップロードいたしました。

http://www.youtube.com/watch?v=iq0dSDE5xDo

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右はメルクリンZの最小タンク機関車で、小ささはご覧の通りです。使用モーターは3.75mmコッペルに使用しているものよりも全長で2mm短く、トルクもやや劣るギアードモーター(非売品)を搭載し、さらに2段階減速ギアで超低速を狙っています。

現在、進行時に発生する過重移動による集電切れ対策と戦っています。過重移動はギアのごくわずかな遊びで誘発されるのですがこのサイズでは致命的。「集電サポートダンパー」は3.75mmゲージ以上では高い効果をあげているのですが、本機の場合、中速スピード以上では乱暴には走るものの、低速時にはモータートルクのなさとダイキャストボディをもってしても自重の軽さでトラクションがかからないのです。蒸気機関車の場合、ロッドの動きを楽しむために低速走行は絶対に捨てられません。

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同時進行のナベトロ貨車はこんなに小さく、、、

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客車もこんな感じです。2.7mmゲージ、簡単に出来てしまっては面白くなく、されどこの壁をどう越えるべきか。。。試行錯誤は続いています。

2010年2月7日

3.75mmゲージの続報

昨年11月のブログでご紹介した軌間3.75mmNゲージナローコッペル(非売品)のその後を動画とともにご紹介します。これは軌間600mmレールをモチーフに1/160とし、かねてから商品化に向けて開発推進している5mmゲージより小さなモデルになります。

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実はこの3.75mmゲージ、コッペルと同時進行で凸型電気機関車も進めておりこちらは架線集電も可能、両者ともに弊社WB12動力ユニットをはるかにしのぐ恐るべき低速走行で走ります。(コッペルはこれからロッド周辺を組み込んでいきます。動画では凸型電気機関は架線集電はさせていません)動画は下記からご覧下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=-NvxhkZOHFo

皆様はこのサイズでどのように減速、そして集電させているのかがもっとも気になる点だと思います。モーターは、いわゆる携帯バイブモーターサイズの高性能品で、これに超精密ギアヘッドを搭載したギアードモーターを使用しています。さらにモジュール0.15のギア、ウォームによって二段減速をかけています。

残念ながらこのモーターは試作品のため一般市販されていませんが、今後、様々な市場で年間数千~数万個レベルの需要が見込めれば模型市場でも比較的安価に市販化されることになるかもしれません。ともかく極小・性能面では世界でも決して類を見ないモーターであることに違いありません。

続いて集電ですが、通常の車輪集電に加え、目立たないところに弊社の集電サポートダンパーを設置しています。これによって危なげない走りを実現しています。電気機関車のパンタグラフはメルクリンZ製を流用していますが架線集電でパンタグラフのスプリング効果で車輪のレール圧着力が高まり、集電切れはほとんどなくなります。接触抵抗をもろともしない走行性能はギアードモーターの恩恵と言えます。

現在これらが走る、想像を絶する(笑)レイアウトを鋭意制作中です。

近々ご紹介いたします!

2010年1月29日

動画について

不慣れな上に被写体が小さいため動画撮影には手こずっております。手始めに6.5mm動力ユニットの動画をアップいたしました。

http://www.craft-s.com/locomotive/narrow_gauge/hon.html

スロー走行の度合いは、時計の秒針をご覧の通りです。レールはフレキをオーバルに曲げる限界に近い直径約80mmですが、ショートホイールベースが手伝い、さらに小さくても走れそうです。

動力ユニット単独でもしっかり走りますが、搭載する機関車ボディを重くすればするほど集電効果は高まります。コントローラーはPWM方式であれば低速がきくというのは定説ですが、本動力ユニットはギア構成で1:75に減速させていますので、DCでも超スロー走行を十分ご堪能いただけます。

次の動画アップは6.5mmトラムを予定しています。もう少々お待ち下さい!