‘craft’ カテゴリーのアーカイブ

2009年11月12日

フレキシブルレールが入荷です

とにかく曲げやすい、PECO軌間6.5mmフレキシブルレール610mm長/ジョイント/スパイクの3点が、若干数入荷しました。

元来、本線向けなので枕木がランダム配置されたナロー向けではありませんが、塗装してバラストで埋めれば、さほど気にならなくなります。無論、ナローにはハンドスパイクが最適ですが、PECOはとても曲げやすいことと、ジョイントにも強度があるという点でおすすめです。

フレキシブルレール(以下フレキ)とは、道床がなく自由に曲げられるレールを指し、PECOのほかには、メルクリン8594(660mm)マイクロトレインズNo.599(10本入/317.5mm長/ジョイント24個付 )があります。

メルクリンフレキは加工しなければ自由に曲げることはできません。現在、ポイントはメルクリンからのラインナップのみですが、メルクリンフレキとPECOフレキとの接続は可能です。但し若干レール高が異なることと枕木の太さと間隔が違います。これも前出の通り、工夫次第で何となかるレベルです。

マイクロトレインズのフレキは、PECO、メルクリンと比較すると枕木の太さと間隔が極端に違うので私たちは、単独使用向けと判断しています。

便利なPECOフレキの泣きどころは枕木にスパイク穴がひとつも空いていないことです。0.5mm程度のピンバイスまたはルーターで枕木に穴を開けて固定していきます。

続いてスパイクですがPECOは約12mmと長めです。下地が固い場合、メルクリン8999(約100本入)は約8mmですのでレイアウトによって使いわけると重宝します。

最後にPECOの価格ですが、1本¥893/ジョイント(24個入)¥368/スパイク(約300本入)¥242と、大幅にプライスダウンしました。弊社でも使用頻度がとても高いため、ご入り用のお客様はお早めにお申し込みいただければと思います。

2009年11月11日

白樺軌道

地方のとあるイベント向けに「WB12-6.5動力ユニット」を使った小レイアウトを制作中です。

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今回は白樺にレールをクネクネと敷くことにしました。単なる据え置き型ではつまらないので、流木を足にして傾斜をつけてみることに。この上にキノコを群生させてその中を機関車が走ったら農家の方々に喜んでいただけるのではないか等、想いはあれこれなのですが明日には仕上げなければなりません。。。

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きつい傾斜と急カーブですが、アップダウンでスピード変化もほとんどなく、
止まることなくのんびり走ってくれます。毎日、模型にたずさわっているのに、
走る機関車をついつい眺めてしまって手が止まります。。。

さて、唐突ですが、6.5mm動力ユニットに続いて、年内中に「WB12-9.0」を製品化することになりました。

明日中にはサイト更新いたしますが、12月26日(土)27日(日)大宮ソニックシティで開催される「さいたま鉄道模型フェスタ2009Winter」に合わせて発表・販売する予定です!

2009年11月6日

イワナとレイアウト

あり合わせの材料で、動力車のテストコース兼、習作として小さなレイアウトを作ってみようと思い立ちました。サイズは約300×190、切れっぱしの板です。単純なオーバルだけど、思いっきり勾配をつけた渓谷を鉄道が走る風景。。。

若かりし頃、渓流釣りにハマっていた私は、大イワナを求めてあちこちの渓谷に釣行しました。永い年月で削り取られたゴルジュ帯と呼ばれる険しい渓谷の風景はいまだに頭に焼き付いています。奴らは人が決して足を踏み入れることができない場所に潜んでおり、ビバーグしながら源流に向かって釣り上がっていくのですが、いつも足を阻まれたのは、ゴルジュ帯と渦巻く激流でした。そこを進むためには泳ぐしかなく、流れに押し戻され危険を経験してから私たちは「魔のゴルジュ」と呼んでいました。1写真は東北のとある渓谷で、いわゆる魚止め滝(魚がこれ以上のぼれない)といわれる大瀑布と大淵。さらに数時間かけてザイルとハーケンを使って高巻きして進むと、ゴルジュ帯が出現します。魚止め滝とは言うものの、この先にこそ大イワナは息を潜めているのです。その昔マタギが山奥に入った際、食料用として放流していたというのが定説です。IMGP5384

。。。そんないろいろな思いをこめてこの小さなレイアウトと向き合おうと思います。

2009年10月31日

オイルの雑談

動力車の調子が悪くなると、ついオイル注油したくなるのは人情のようです。。。

弊社ではメルクリン車両のメンテナンスサービスを行なっていますが、Zゲージではオイルによるトラブルは常になっています。新品であっても長時間経過した動力車はオイル劣化により固着化が進行し、これが抵抗になりモーターに負荷がかかり大きなダメージを与えているケースが多々あります。

このような状態で新しいオイルをいくら注油しても古いオイルまでは拭えず、集電板や車輪にまでドロドロ状態を誘発してしまうことになります。粘度の低いさらさらオイルはもってのほか、純正オイルだからといって過剰注油は禁物です。

劣化したオイルは綺麗に除去し、新しいオイルを適量注油することで、はじめて本来の動力車性能を引き出すことができます。もちろんオイルだけの問題ではありませんが。。。

私たちが日々のメンテナンスを通じて、納得するに至った高性能オイル、「スーパーノンフリクションオイル」を近日発売いたします。本オイルは、対劣化性と摩擦抵抗を激減させるために試行錯誤を繰り返し完成させたオリジナル品です。

使用前後の比較では、スピードが上がり、メカニカルノイズも小さくなるなど、目に見える効果をテストしたすべての動力車(各ゲージ)で確認しています。

ご自身でメンテナンスを行なわれる方は、是非お手元に置き、ご活用いただければと思います。。。どうぞご期待ください!

2009年10月29日

お待たせしております。。。

急ピッチでWB12-6.5動力ユニットの生産~検品を進めています。バックオーダーでお待ちいただいてるお客様、順次発送を開始しておりますので、お手元に届くまでどうか今しばらくお待ち下さい。

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追記情報として、本動力ユニット単機(ボディなし)の登坂能力ですが1mで最大20cmの勾配を走破可能です。現実的な数値に置き換えると、50cmレールの一方を10cm持ち上げた勾配です。(集電サポートダンパーを追加した場合は15~20%減)急勾配を登るナロー路線、Zゲージ本線向けにも、特に制約が多い小さなレイアウトでは軌道配置の可能性がグッと広げられると思います。

また、オプションの専用PWMコントローラーですが、スロー発進・スロー停止する機能、さらに電池とACアダプターの2way電源方式も検討しています。最終仕様が確定次第ご紹介いたします。

2009年10月27日

日本型Zゲージレイアウト習作

 週末の鉄道模型ショーは大賑いでした。ハードルがやや高いHO主体のショーとはいえ、少し気になったのが来場される方々の高齢化が年々あきらかに進んでいることでした。10年後を考えると怖さを感じました。 若い世代の模型工作離れはメルクリンやファーラーまでもを破綻に追い込んだ主な要因とも言われ、世界レベルの悲しい現実です。

模型に携わっている私たちにとって、これを「仕方がない」と簡単に片付けることなく、魅力的で刺激ある企画や商品づくりを行ない、若い世代のファンを増やしていく努力を惜しんではいけないなぁと、あらためて痛感いたしました。。。

さて今日は現在進めている自主制作、日本型Zゲージレイアウトをご紹介します。ドイツNOCH社のレイアウトボード85880を使って改造しているもので、レールやポイントはすべてメルクリン製。ストラクチャ-は一部メーカー品を使用していますが、ほとんどが今後発売していく弊社オリジナルペーパーストラクチャ-で構成されます。

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これらは単に縮尺換算するだけではなく、実際にレイアウトに配置して1/220フィギュアとの対比なども確認しながら試作を進めています。

進捗は追ってご紹介していきたいと思います。

2009年10月21日

今週末のイベント

 今週末(24・25日)大田区産業プラザで、JMRA「2009日本鉄道模型ショウ」が開催されます。今年はなんと30回、とても歴史あるイベントです。

実は、今回出展される「アルモデル」さんのブースで、弊社「WB12-6.5動力ユニット」を展示していただけるご配慮をいただきました。 本来であればブースをお借りして独自に出展すべきところ連日バタバタでして。。。社長のありがたいご好意にほんとうに感謝であります!

続いて、バラスト等シーナリー用品の「モーリン」さんのブースでは1/80~1/87対応の山小屋ペーパーキットとレール軌間にはめ込む渡り板のペーパー素材が販売されます。いずれもペーパーに板目ディティールを彫り込んだ弊社レーザー加工品(要塗装)です。完成品も展示されると思いますので合わせてご覧いただければ幸いです。。。

2009年10月18日

ZゲージE69型タイプその後

今月6日のブログでご紹介した「WB12-6.5」動力ユニット対応、E69型タイプペーパーボディキットの続報です。サイド面の凹凸表現やLED搭載パーツなど、設計はいよいよ終盤に入っています。ここ数日は試作の繰返しで廃棄車体の山になっています(笑)

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ペーパーキットはエッチングキットでハンダに自信がなく閉口していた方でも、工作心があれば気負うことなくチャレンジいただけます。また、本キットは低価格で最低限のペーパーパーツ構成にとどめ、パンタや手すり、下回りなどはお客様各自で別途ご用意いただき自由にディティールアップしていただく仕様になります。

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テストでは架線集電走行も確認できました。(架線システムはメルクリンZ)ショートホイールベース、そして架線への接触抵抗で、はたして無事に走ってくれるかどうかとても気がかりでしたが、まったく不安のない走りをしてくれました。メルクリンZでは電気機関車のスイッチ切替えで一方の車輪とパンタで集電しますが本機では実機同様、レール両側と架線の二極で通電させており、これが安定集電に貢献しているようです。

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写真は専用コントローラー(近日発売)を使用。ご覧のようにパンタを上げれば停止時も照明は点灯します。パンタを下げれば照明も走行もOFF、架線集電の証です。本ペーパーキットの発売は11月中旬の予定です。

発売に向けて「WB12-6.5」動力ユニットを同時ご購入(ご予約)のお客様、先着10名様には特典も計画中です。どうぞお楽しみに!

2009年10月11日

Zゲージトラムの考察

昨日の土曜日はお客様が多数お越しになりました。制作物のお引き取りや、修理のお持ち込み、レイアウトのご相談などなど。。。お休みの中、誠にありがとうございました。

さて、今日は先にご紹介したWB12-6.5動力ユニットのペーパーボディ、E69型タイプ試作に続き、Zゲージトラムの試作を行ないました。

一般的なエッチングキットでは妻板面などに立体感を出すため、板厚の約50%を溶解させて凹表現を行なっています。(0.5mmの板を使用する場合、凹部分は約0.25mmに限定)今回のペーパートラムには、複数回レーザー照射することで深さのバリエーションを加え立体感を高めています。屋根は採光口があるダブルルーフで造形品になります。屋根の上にはビューゲル(パンタ)を乗せる予定です。

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WB12-6.5動力ユニットは、6R程度のカーブ走行が可能ですから欧州の街をトラムがクネクネ走るレイアウトが可能です。皆様もこんなボディがあったらいいなというご要望があれば是非、お聞かせください!IMGP5187

2009年10月9日

素材の探究

日常制作で「パイプ」は大切な素材のひとつです。金属、アクリル、プラスチック。。。数ある中で探し求めていたパイプにようやく巡り合えました。特殊加工で内形を維持したまま自由な曲げができる0.5Φの硬質樹脂パイプです。これにいったい何本のエナメル線が通せるか、S字に曲げたテスト用パイプを使ってチャレンジ。IMGP5158

さすがに拡大鏡では難しく顕微鏡を使っての作業です。

1本、2本。。。こりゃ凄い! 何と4本が貫通。このパイプの切断にはカミソリを使うのですが、断面がつぶれない硬質素材のためバリもなく出口でひっかかりがないのです。IMGP5159

 

「それがどうした! ?」ですが、また一つ宝物が増えたようなとても嬉しい気分です。次は流動物がどれ位の圧力で流せるのかもテストしようと思います。

何に応用するかは、神のみぞ知る。。。であります。