2010年6月13日

「WB22-9.0」の考察

 

動力ユニットの第3弾、「WB22-9.0」の設計を進めています。その名の通りホイルベース(以下WB)は22mm、HOナローやNゲージが対象となります。写真は試作前のイメージモデルです。

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モーター位置は後方にオフセットしたものですが、凸型機関車など様々な車体にも対応できるように、モーター位置をギアケースの範囲内で自由配置できるような仕様で検討中です。 

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写真左は単端(タンタン)と呼ばれる軽便気動車で、動力はKATO製ポケットライン(WB約28mm)を使用しています。これがWB22mmになると。。。スケール感がリアルになり、軽便鉄道らしさが引き立つこと、うけあいです。

すでに発売中の「WB12-6.5/9.0動力ユニット」は車体にウエイト搭載できないような小さな機関車向けのため、ギアケースそのものの金属比重ををかせぐための工夫(重い=集電効率向上)をしていますが「WB22は車体が大きくなる=ウエイト搭載できることが前提」になりますので、従来モデルとは別素材で、ともかく「ロープライス化」を実現できるよう目下、素材や加工手段を検討しています。

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こちらの写真は、市販のNゲージ保線車両(非動力キット)にフィッティングさせたもの。こんな車両も実現可能になります。。。

どうぞご期待下さいませ!