2011年4月3日

新製品情報


1月24日のブログでご紹介した「小さな扉」商品化の続報です。ほぼ仕様が決まりました。近々、新ページからご予約を開始いたします。

はじめに。。。工事現場などでよく目にする回転灯(パトランプ)のご紹介です。

発光部はチップLEDをトライアングル状に接続。直接レイアウトに立てたり、作業用自動車の屋根に突き刺せるバー型(写真左)と、建物などの壁面取付け用の台座型(写真右)の2タイプをラインナップします。


単純にLEDを順次点滅させれば回転しているように見えるのですが、これではLEDの特性で「滅灯時」にスパッと切れたように見え、リアルさが半減します。これを解消するために適度な残光感をあたえるプログラムを構築しました。こちらが制御基板です。LEDはコネクタで基板に接続します。


点灯させると。。。写真では効果がまったくわかりません(汗)


動画をアップロードしました。こちらからご覧下さい。試作のためON-OFFには、ワニ口を使用していますが、実商品にはスイッチが付属します。また、動画の通り基板の半固定VRで回転スピードの調整が可能です。様々な作業現場シーンのアクセサリーとして是非、ご活用下さい。

続いて本題の「小さな扉」の最終仕様の第一弾は、BUSHのトロッコ専用品で「電動開閉式の安全扉にパトランプを搭載したトンネルポータルユニット」となります。

ユニットは、小さなベース板にモーターやポータルをすべてアッセンブリ済。(以下、ASSY)これをレイアウトに合体してレール敷設、専用制御基板に電源とコネクタを接続するだけで完了です。(写真のポータルASSYは試作品)


動画をアップロードしました。こちらからご覧下さい。9mmナロー用ポータルASSYもラインナップ予定です。このほか「防煙幕」が上下する演出にも応用が可能です。ポータル等の形状特注は大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

本品は「ひとつの演出モジュール」と位置づけ、今後リリース予定の「光や音」の各種演出モジュールを「オリジナルインターフェース」に接続させる、統括的な制御(演出)を見据えています。これらの情報は追って新ページにて公開いたします。

最後にターンテーブルの情報です。当初の試作以降、大幅に仕様変更しました。こちらがメカ部の最終試作品です。当初、キット版も予定していましたが、初期位置検出センサーのセッティング等、アッセンブリの技術的要素を考慮し、完成品に限定することになりました。あしからずご了承いただきます様、お願い申し上げます。


モーターは工業用の高分解能ステッピングモーターに変更して堅牢性と信頼性を格段に向上させました。また、モータードライブにはマイクロステップ駆動方式を採用して高精度な位置決めと滑らかな動作の両立をはかりました。このほか、モーター軸と回転台には、直角(水平)精度を高めるために、ムクの真鍮から削り出したスペシャル品をおごっています。

いずれもご予約開始まで、どうか今しばらくお待ち下さいますようお願いいたします。